猪
奥さんの実家の辺り、神戸市の東部なんですが、
比較的、山谷部と市街地が近く、冬になると猪さんが市街地に現れます。
関西地方では、知る人ぞ知る面白情報なんですが、
この猪さん、たまぁに南北方向に走る片側ニ車線の道路の歩道をてくてく歩いてたり、
昔関西ローカルのニュースや、ローカル番組で取り上げられたんだけど、
国道二号線の信号を守ったりしちゃうんです。
実際私も、夜の道路で猪とすれ違った事があります。
夜の道路の歩道を、山側から猪さんが降りてくるんですわ。
改めて傍で見ると、本当にデカイんです。
横を通り過ぎるだけだったけど、正味の所、少しビビりましたよ。
ただ、それは滅多に見れるもんでは無く、一番頻繁に見れるのは、
写真のように、川に沿って市街地まで降りて来ちゃうパターンなんですな。
本当はするべきではないんでしょうが、ウリ坊が可愛らしくて、
近所の人達は、つい餌を上げてしまって、ちょっとした餌付けみたいになるんですわ。
すると、写真を撮ろうと覗き込むと、
何かくれるの?
と頭を持ち上げて、猪さんのカメラ目線みたいな写真が
撮れるようになってしまいます。
ニュースを見ていると、
山を切り開いての宅地造成や、気候の変化による餌の減少で、
熊や猪、猿なんかの野生動物と、人間の接触が増えたり、
農作物の被害なんかも増大してるんですよね。
野生の動物に、餌をやっちゃあイケないのは分かってるんだけど、
可愛らしいからなぁ…。
難しい問題ですよね。