震災の記憶

この時期、関西のニュース番組では、絶対に特集がある。


1月17日、

阪神淡路大震災


奥さんの実家は、神戸市東部。

阪神高速道路が横倒しになってた辺りです。

奥さんは当日、高熱を出して唸っていて、

しんどさで、あまり恐怖はなかったそうですが、

住んでいた集合住宅は、上下水道の破損で、全壊扱いになったそうです。


私は当時、大阪市の北区に住んでたんです。

神戸市や豊中市、西宮市なんかに比べれば揺れなかったとはいえ、

震度5弱、屋根の瓦はずれるは、家は歪むはで、

人的な被害はなかったものの、経済的なダメージは、かなり引きずりましたね。


私ね、5時47分…、偶然起きてたんですわ。

その日、仕事が休みだったので、映画や録画したビデオを遅い時間まで見てました。

ビデオもテレビも、電源を入れっ放しで寝てしまい、

フと目を覚まし、電源を落とさなければと、枕元のリモコンを探していると、


ゴゴゴゴゴゴゴ…


地鳴りが聞こえてきました。

地震か?

っと思った数秒後に、


ドーン!!ドーン!!


下から突き上げがあったと思ったら、


ユッサ、ユッサ、ユッサ。


結構長い時間揺れてた気がします。

被災者の方々には遠く及びませんが、それでも、あの恐怖は忘れません。



奥さんと付き合いだした当初、震災から数年経っていましたが、

奥さんの家の近所の、ほんの小さな公園にまで、

仮設住宅が残っていたのを見て、

改めて、爪痕の深さを感じた記憶があります。



震災自体を知らない子供達も増えてきていますが、
これは、風化させてはイケない記憶です。


最後に、阪神淡路大震災だけではなく、地震や水害、全ての災害で亡くなられた方々に、

合掌です。