地車(だんじり)

みなさんは地車だんじり)と聞いて、最初に思い浮かぶのは、やっぱり泉州岸和田の「だんじり」なんでしょうね。
確かに有名なのは岸和田の「だんじり」なんでしょう。
しかし、大阪湾をぐるっと「つ」の字型に西は播州南はご存知泉州まで、多種多彩な「だんじり」が存在するのです。
神戸市灘区・東灘区では、いわゆる旧灘郷に、古くからの歴史のある「だんじり」があり、5月の初頭から5日の子供の日にかけて、各地区で「だんじり」のお祭りが開催されます。

っで、私の奥さんの実家がある地区で、昨日、今日と「本住吉神社例大祭」が催され、奥さんのお父さんが世話役をしているので、その宮入を見物に行って来ました。
岸和田みたいに、猛スピードでコーナーを駆け抜けたりするような、ド派手なパフォーマンスはありませんが、坂の多い灘の街並を練り歩いた後に、宮入。

神社の境内での「だんじり」の引き回しは、なかなかの迫力です。

二人の娘も「だんじり」が大好きなので、食い入るように魅入っていました。

上のチビさんは、屋台のカキ氷やお菓子なんかを楽しみにしていた節もありますが・・・(笑)

私は大阪市の出身で、地区的に天神さん系の氏子で、こういう形のお祭りに縁がなっかたのです。
天神さんは、船渡禦が有名ですが、「だんじり」はお囃子の形でしか残っていないので(数十年前には存在していたらしいのですが)ハッキリいって羨ましい。
地元に残っている友人に聞いた話では、他地区の「だんじり」を購入したらしいのですが、神社側と揉めて、キチンとした入魂ができていないらしいし。
もう少しちゃんとしてくれていたらなぁっと思いますね。

そんなこんなで、ゴールデン・ウィークは、東灘・本住吉神社例大祭の、古き良き伝統文化で締めれました。